4月28日、中学二年生では、7時間目を利用してキャリア講演会が開かれました。

今回講演をしていただいたのは「株式会社リバネス」様。

HPより、リバネス様の文章を拝借しました。

株式会社リバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、
そこに集まる専門知識や技術・人などつなぎ、組み合わせることによって社会に新たな価値を創出する、
研究者集団です。

【出展】https://lne.st/　知識プラットフォームのリバネス

まず、前田里美さんのお話です。

前田さんはライト州立大学大学院にて、人間工学、心理学の分野で修士・博士号を取得されました。
現在は、中高生がグローバルに活躍する機会の少なさに着目し、
グローバルに活躍する中高生育成を目指した、教員向け研修に力を入れていらっしゃいます。

「皆さん、100年後、どんな未来になっていてほしいですか？」
という問いかけがありました。
首をかしげる生徒たち。目の前のことに意識が向きがちなので、100年後のことを
考える生徒は少ないかもしれません。
でも、100年後を考えることが将来の夢に繋がってきます。
前田さんは「描く未来を実現するには、新たな価値の創造が必要」と仰っていました。

次に、羽生雄毅さんにお話いただきました。
羽生さんは、オックスフォード大学を卒業され、培養肉を研究、開発する
「インテグリカルチャー株式会社」の代表であられます。
「夢」と「目標」の違いを切り口に、御自身の経験や学生時代のお話を交えながら
「夢は無制限、どれだけ壮大でも構わない」とお話されました。

ご講演の中では、「宇宙ホテル」や「海底都市」など、現在計画進行中の
最先端テクノロジーについてお話され、生徒たちは驚きに目を輝かせました。
羽生さん御自身の研究についても、「SFの世界に憧れたことがきっかけ」
「アニメの世界などが今でも大好き」等、ユニークなお話に
生徒たちは楽しそうにお話を聞いていました。

お二方の講演の後にワークショップが行われ、生徒たちはプリントに自分の夢、目標、
そのために何が必要かを書き込みました。
「夢は世界平和！」「たくさんの国の人とお話してみたい」等、様々な夢、目標が綴られました。

最後に、自分が叶えたい目標、そのために何をしたいか、
するべきなのかを発表しました。

「医師になり、世界中の人を治したい」「科学者になって宇宙の研究がしたい」等、
プリントには多くの夢が書き込まれ、講演後も生徒たちは、興奮冷めやらぬ様子でした。