【1年生】ICT機器の使い方ワークショップ

10月31日(水)、ICT機器の使い方を考えるワークショップ型の特別授業を行いました。講師は、(有)ラウンドテーブルコムの柳沢富夫様と木村京子様です。

本校の生徒たちは、中学に入学してから初めてスマホを持ったという人が多いです。そこで、1年生全体で、LINEなどのSNSを自分たちがこれからどのように利用していくのかを考える機会を持ちました。

 

最初に、生徒たちがどのようなSNSを多く利用しているのかの統計をとりました。班の発表係が集計したデータを柳沢様に解析していただいたところ、LINEとYoutubeの利用比率が高いという結果になりました。

続いて、班ごとにICT(特にSNS)のメリット、デメリット、を洗い出していきました。思いつく限りの案を付箋に書き込んでいき、その後、項目ごとに分類していきました。メリットには、「遠いところに住んでいる友達とつながることができる」「調べ物ができる」といった便利さが挙げられました。一方、デメリットには、「個人情報の流出」「つい夢中になってしまって勉強時間が少なくなる」「嘘の情報が流れることがある」といったものが挙げられました。

 

最後に、各班で出てきたデメリットの中から特に重要だと思うものを一つ選び、実行可能で効果があると思う対処法を提案しました。以下に生徒たちが選んだテーマと提案した対処法の例を紹介します。

個人情報の流出を防ぐには・・・「氏名や学校名が特定されることを書かない」「信頼できるサイトだけにしか個人情報を入力しない」

勉強時間が少なくなることを防ぐには・・・「勉強中はスマホを親に預ける」「利用時間を決める」

嘘の情報への対処法としては・・・「でたらめやうわさを書き込まない」「NGワードが入った投稿を自動検出して削除できるシステムをつくる」

各班が選んだテーマを見ると、自分たちの個人情報をどのように管理していくかに関心を持っている生徒たちが多いということがわかりました。

この結果を受けて、柳沢様からは、今年の5月に施行された欧州発の個人データ保護に関わる新しい法規制、GDPR(一般データ保護規則)のお話がありました。今は企業に情報が集まっている時代ですが、生徒たちが社会に出る頃には、個人が自身の情報を管理できる時代が来るでしょう。中学生のうちから、スマホをはじめとするICT機器のメリット・デメリットをよく考えて、効果的に活用できるようになって欲しいと思います。