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宇宙ベンチャー訪問:KNG x サラエボ3高 協働学習

宇宙ゴミ等の回収活動等、宇宙の持続可能な発展を実現するための活動するベンチャー、アストロスケール社(AS)を訪問しました。姉妹校提携を結んでいるサラエボ第3高校の生徒13名と当校の4年生徒13名が素晴らしい話を聞くことができました。

人工衛星は気象予報、通信、放送等、我々の社会活動に不可欠で、「宇宙ビジネス」も含め各国がこぞって打ち上げています。しかし、宇宙空間も有限で、使用期限がきた人工衛星はそのまま宇宙ゴミとして放置され今後の宇宙利用の障害になりつつあります。それを解決する最先端のまた先の最先端の企業がAS社です。グローバル企業ですが本社のある日本が主導している非常に社会的意義のある企業です。開智日本橋とサラエボ第3高校の生徒たちは工場を見学した上でAS社の事業内容、技術革新の過程、国際社会への働きかけについて興味深く聞いていました。説明、ディスカッションともに英語で行われましたが、両国の生徒たちから多くの質問が出て、非常に充実した2時間でした。

最後にAS社が人材を採用するとしたらどのようなマインドやスキルを持った人か?と聞いたところ、(1)アウトオブザボックス(既存の価値観にとらわれない)発想ができること、(2)主体的に学ぶことができる人、(3)自ら問題解決するために自ら動ける人(Self Driveできる人)でした。まさに国際バカロレア教育を通して当校が育成しようとしている人物像で、生徒たちと一緒に頑張らねばと勇気づけられました!いつか、当校の生徒たちがAS社や宇宙分野で活躍する日を夢見ています。