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CAS: ウッドデッキにグリーンカーテン

先週末、高校2年生の3人がゴーヤをプレゼントしてくれました。3名は猛暑の中、生徒が川沿いのウッドデッキを快適に使えるよう、グリーンカーテンを設けてくれたのでした。多くの生徒たちがグリーンカーテンの内側で涼んでお昼ご飯を食べたりリラックスしていました。そのグリーンカーテンがゴーヤで、夏を経て収穫できたものだったのです。こうした自主的なボランティア活動はどの学校でも行われていると思います。ただ、開智日本橋ではS&A(MYP:サービス・アクション)、CAS(DP: 創造性、活動、奉仕活動)という国際バカロレアカリキュラムの一環で行われます。

今回のグリーンカーテン等のボランティア活動や部活動での企画等を単に行うだけではありません。事前に文書で計画を立てて活動の目標や自分自身のどのようなスキルを伸ばしたいかを明確にします。終了後は振り返りを行い、活動の成果を自分なりにまとめていきます。その過程で先生方のアドバイスももらいます。社会人はこうした行動は自然に行うものだと思います。ただし、中高生のうちからプロジェクトマネージメントスキルを身につけられるS&AやCASはとても意義深いと感じています。

今回、彼女たちは3.Planning(自主的に活動計画を立てる)、4.Collaboration(他人と協力して活動を行う)、5.Engagement(地球規模の課題:今回に関しては地球温暖化に対する取り組み)のスキルを身につけることも大きな目標だったようです。頂いたゴーヤは我が家の食卓でマリネサラダにして美味しくいただきました。